輸血について

りーちゃんが輸血を受けに
東京大学付属動物医療センターまで行くのには
いくつか理由があります。

技術的には当院での
血液型検査もクロスマッチ試験も
輸血も
もちろん可能です。

けれど、大学病院へ行く
最大の理由は供血の問題です。

供血をしてくれるワンちゃんは
若く健康な大型犬がベストです。

でも供血にはリスクを伴うので
お友達ワンちゃんには頼みづらい。
リスクが解るだけに
仕事柄、余計に頼みづらいのです。

大学病院であれば
合う型の血液確保の問題も
クリアしてくれます。

院長先生が卒業した麻布大学か
東京大学か、だと
東京大学の方がアクセスが良いので
そちらでお願いしています。

旧知の先生が多く在籍されているのも
大きな理由です。

往復は大変ですが
輸血を受けて貧血が改善し
調子が良くなるりーちゃんを見ると
心底嬉しい私共です。