2003年11月19日この軽井沢で開業してから11年が過ぎ、
今日から12年目に入りました。
あっという間の11年でしたが、11年前と比べると一番の変化は「IT」。
病院を取り巻く環境はITの進展により、激変しました。
以前は新しい知見を得るためにさまざまな学会やセミナーに参加しました。
いまや内容によっては、自宅に居ながらにして、ネットで聴講可能。
移動時間がありませんから、時間の有効活用につながります。
限られた時間の有効活用、すばらしいですね。
医療機器もずいぶんと使い勝手が良くなりました。
超音波検査やレントゲン撮影によって蓄積した膨大な画像データも、
いまや一元管理が当たり前。
必要に応じてPCやiPADに送ったり、過去データを瞬時に検索・比較したり
また画像データ等をCDに焼いて大学等への紹介状とともに渡すことも
容易です。
デジタルデータを扱う以上、データの管理・保全は非常に重要になってきますが、
いまや病院内のバックアップに加えて、情報セキュリティの強化された専用回線を
利用し医療機器メーカーの運営するサーバーに直接送信します。
トラブル対策・安全性対策は万全ですね。
こんなに便利になるとは少なくとも11年前は予想出来ませんでした。
今後はたしてどんな展開がこの業界に待ち受けているのか、楽しみです。