るーちゃん、天国から僕らを見守ってね。
るーちゃんのこと、いつも想っています。

9月〇日

本日午前3時20分、
我が家の愛犬るいーずちゃんが
逝ってしまいました。

リビングで家族の見守るなか、
16歳と5か月の大往生でした。

訳あってブリーダーさんの元を離れて、
うちの愛犬になったのが2007年の11月。

以後今日に至るまでの11年間あまり、
生活を共にしてきた、大切な家族でした。

亡くなる前日のことですが、
るーちゃんを優しく抱っこしていて、
ふと顔を見ると、上を見上げた瞳に
いっぱい涙を湛えていました。

「今まで大切にしてくれて、ありがとう。
わたしはもうすぐ旅立ちます。
別れは淋しいけど、泣かないでください。」

大きな目を精いっぱい見開いて、
そのようにうったえている気がしました。

切なくて、切なくて、
優しく涙を拭きとってみたけど、
やっぱりるーちゃんの瞳に涙が溢れてくる。
ああ、りーちゃんの時と同じだ、と思いました。
あの時も、最期の朝の酸素吸入を終えて
ふと顔を確認すると、大粒の涙を湛えて
じっと見つめられました。
その時は呼気に含まれる水分が、
吸入マスクから水滴として
偶然両目の瞼についただけかも・・・、
と一瞬思ったけど、
やっぱりお別れの涙だった。

泣きたい気持ちを抑えて、心の中で、
「るーちゃん、うちに来てくれてありがとう。
るーちゃんとの思い出は私の一生の宝物。
るーちゃんのことは生涯忘れないよ。」
そう返すのが精いっぱいでした。
今日は本当に悲しい一日でした。

9月〇日

本日、るーちゃんのお葬式をしました。

佐久軽井沢近隣にはいい斎場がないので、
るーちゃんとの最後のドライブをかみしめながら
長野方面まで足を延ばしました。

るーちゃんはお骨になっても可愛かった。

もう、この世界のどこをどう探しても、
るーちゃんはいないんだなあ、
と改めて実感しました。

出会いがあれば別れがある、
そう頭ではわかっているけど
現実は、切ないですね。

るーちゃん、今までありがとう。

10月〇日

愛犬るーちゃんがなくなってひと月になります。

病院にいらっしゃる飼い主さんからはよく、
「わんこのいない生活って、淋しくないですか?」
と聞かれますが、
「そのとおりです、とってもとっても淋しいものです。」
 (T_T)/~~~(T_T)/~~~(T_T)/~~~
と、今の正直な気持ちを伝えています。

ただ、この喪失感はどう表現したらいいものか、
言葉ではうまく言い表せない、ですね。

さいわい動物を相手にする仕事なので、
病院にやってくるわんこ、にゃんこ、うさぎたちを
今まで以上に可愛がることで、
なんとか癒されています。

今すぐではないけれど、きっと近い将来、
またキャバリアを迎えたいな~。