A26.接種部位が腫れてくる原因としては筋膜炎と肉腫が考えられます。
通常の炎症では腫れが持続することはありませんが、接種後2週間しても腫れが引かない場合あるいは活発に増殖するときには肉腫の発生が強く疑われるので早めに受診してください。実は猫はワクチンのアジュバントに含まれるアルミニウムゲルに反応して繊維肉腫をみることがあるらしいのです。なかには猫に対するすべての注射行為が肉腫発生の原因になりうると主張する研究者もいますから一応注意すべきでしょう。