A45.そう、不思議でしょ?
動物は高い場所が苦手のことが多く、通常80%の動物は診察台に載せただけでもだいぶおとなしくなりますので、ご心配には及びません。
また、どうしても興奮しやすい動物には、メジャートランキライザーのような鎮静剤を投与したり、あるいは抗不安作用のあるマイナートランキライザーを併用して動物自身の気持ちと動きを静めてあげます。
ちょっと大げさな対応かもしれませんが、このような処置は動物はもちろんのこと飼い主さんや私たち獣医師の安全を守るためには必要不可欠な処置ですから、担当医からその旨申し出があった際には、すみやかに受け入れてください。