今日は帝王切開のOPEがあり、
フレンチブルの仔犬ちゃんが無事生まれました!
可~愛い~で~す♪
お腹いっぱいですやすや~
お母さん犬はまだ9ヶ月。
飼い主さんは、つい最近乳腺が張っているのを発見するまで
妊娠していることに全然気付かなかったそうです。
あまりに若齢で妊娠したせいなのか、お腹の中には胎児が1匹。
普通、犬は2匹以上(多いときには10匹なんてことも!)お腹の中にいるものです。
数が少ないと云う事は、胎児が大きくなってしまうと云う事。
胎児が大きいと云う事は、普通分娩が出来ないと云う事。
母子共に救える可能性は手術しかありません。
帝王切開、しかも短頭種なので、手術も当然ハイリスクになります。
お母さん犬も仔犬も頑張りました
院長先生も頑張りました。
スタッフも頑張りました。
そして無事お誕生!
「ミュー、ミュー、ミュー」♪♪♪
感激の瞬間!
でもまだまだ気は抜けません。
お母さん犬のお腹を閉じないといけないし、術後管理もあります。
仔犬の世話もあります。
普通、お母さん犬は麻酔から醒めかかってくると
本能で育児をしだすものですが、
今回はあまりに若齢での出産のせいか
お乳も出ないし、本人(本犬)にも母の自覚ゼロ。
仔犬にあごを乗せて枕代わり・・・
このままじゃ下敷きにしていまいそう・・・。
一緒にしておくと仔犬が圧死する危険があるので、
人の手で世話することになりました。
2時間おきにミルクをあげて
おしっこさせたり、ウンチの始末。
ただでさえOPEでヘトヘトなのですが
夕方までワタクシが、
交替で院長先生が朝6時まで徹夜して(!)、
その後またワタクシが担当しました。
300グラム ムッチムチです
いやーーーーさすがに疲れました!!
世話している最中は気が張っていて何とかなるものですが
あとからドッと来ましたねー。
でも、仔犬が一所懸命ミルクを飲んでいる姿や
すやすやと寝ている姿を見ていると、
心底嬉しくて、幸せな気持ちになりました♪
すっかり情が移ってしまって、退院の時は淋しかったー。
仔犬ちゃん、元気に育ってね!!