東大病院で手術を受けました その3

さまざまな術前検査も無事に終わり
いよいよ入院当日になりました。
予定は5日間。
病衣もタオルもレンタル出来るので
大した荷物にはならないだろうと思いきや、
あれこれ詰めたらリモワの32リットルのケースが
いっぱいになってしまいました(~_~;)
でも病室は結構広いので
荷物が多くても安心です。

朝10時に入退院センターに行くと
たくさんの人が手続きを待っています。
書類を提出し、クレジットカードの登録を済ませると
係りの人が病室へ案内してくれます。

まだ新しいA棟の病室は
木目調のインテリアに間接照明で、
不安な気持ちも和む落ち着いた雰囲気。
ちなみに天皇陛下が入院されたお部屋は
専用の受付や会議室、談話室まであるそうです。

潔癖症のワタクシは、テーブルや棚などをひととおり
ウェットティッシュで拭き清めないと気が済みません。
身の周りの品を使いやすそうな位置にセットして
病衣に着替えると、ヒマになりました(*‘∀‘)

検査もないし、お昼ご飯までは時間があるし・・・
で、病院を探索する事に。

まずは入院A棟1階から。
入院中必要な品がなんでも揃う売店を始め

タリーズ、レストラン、郵便局、お花屋さんに理髪店。

便利です!
外来棟にはローソンとドトール、食堂、売店。

入院棟に戻って15階には上野精養軒と学習センターがあります。
精養軒は行く機会がなかった・・・。
人間ドックを東大で受けると、昼食は精養軒だそうです。

学習センターは闘病記や病気に関する本が
たくさんありました。
皆さんものすごく真剣に読んでいらっしゃるので
とても撮影する気にはなれませんでした。

エレベータホールの壁にはこんな掲示もありました。

宇宙飛行士の古川さんは、
そういえば東大のお医者さんでしたね。

なかでもワタクシが一番気に入ったのは
中央診療棟5階にある図書室「にこにこ文庫」!

ハードカバー、文庫、新書、雑誌の他に
たくさんの漫画もありました。
特筆すべきはそれぞれの本が
ちっとも古くなくてキレイなこと!
寄附が多いのでしょうか。

入院が5日なので2回しか行けませんでしたが
こちらにはもっと通いたかったなぁ。
普段は読む機会のない漫画も、読んでみたかった・・・。

入院中に仲良くなった女の子に聞くと
流行りの漫画も充実していて、最新刊もあるそうです。
マンガ好きにはたまりませんね。
運営はボランティアの方々がなさっているそうです。
素晴らしいですね。

お部屋に戻ると、昼食です!
東大病院はお食事が美味しいと評判なので
楽しみにしていました。
こちらの病院はメニューがふたとおりあって
制限食の患者さん以外は好きな方を選べるのです!

朝は和食か洋食を。
牛乳かヨーグルトが選べます。

ある日の朝食

昼食と夕食は、コースがふたとおりあって
好きな方を。

ある日の昼食

ある日の夕食

これはすごく嬉しいです!
症状にもよりますが、食べることって
入院生活の中では大きな楽しみですから。

単調で退屈になりがちな、
また、人によってはつらく苦しい入院生活を
少しでも快適に、と云う
病院全体の姿勢が垣間見えます。

今日の昼食は・・・
麻婆茄子
厚焼き卵 野菜添え
大根おろし
ご飯
お味噌汁 です。
美味しく頂きました!

出汁がしっかり効いているため
薄いと感じることもないし、
昼食や夕食にはひと手間ふた手間かけた
わりと凝った品も出てきます。
それでいてヘルシー!
これなら毎食食べたい♪
東大病院の管理栄養士さん調理師さん、
美味しゅうございました!

(続く)