最近の獣医学専門誌は
紙版とデジタル版の二本立てで提供されることが多くなりました。
当初は、従来の紙の専門誌を読むことに比べて、
同じ内容をPCやiPADで読むことのメリットを十分理解出来ませんでしたが、
紙版では写真(静止画)で見ていたものが
デジタル版ではリアルな動画で確認できたり、
拡大出来たり、
不明な点をすばやく医学辞典で検索したり
(もちろん医学辞典をあらかじめダウンロードしてあればの話ですが)、
便利過ぎて驚きの連続です。
辞典といえば、学生の頃ステッドマン医学辞典
(当時でも結構なお値段していた)を、
重くて持ち運びに不便、寝転がって読むとき手が疲れる、という理由だけで
購入後いきなり3分割か4分割していた助手の先生がいました。
高価な専門書ゆえ、
研究室で躊躇なくバラす作業にはさすがに仰天したものですが、
今後はこんな大胆なことをしなくてもよくなるでしょうね。