雨で天気が悪かったのですが、新幹線に乗って、
某外資系製薬会社のセミナーに行ってきました。
不況を反映してか、最近のセミナーは製薬会社等から見て
ある程度実績のある病院なり獣医師なりを直接選んで招待するため、
セミナー参加者がより限定され、
内容の充実度もさることながら、
オフタイムの軽食(立食パーティー形式)の内容も
以前よりとても良くなりました。
セミナー会場のホテルにたどり着くまえに
カレッタ汐留の高層階で
ランチをもりもり食べてしまいました。
こんなことならセーブしておけばよかった・・・。
ちなみに会場となったホテルはあの小沢一郎の秘書が
水谷建設から○億円受け取った、と検察に白状した場所。
ロビーで紙袋を持ってうろうろしている人を見ると、
あの中に○億円の札束がうなっているのかな、
なんて考えが浮かびます。
それにしても獣医師の世界もずいぶん厳しくなったものです。
いまやある程度の実績がなければ、製薬会社などのセミナ-で
最新の情報にいちはやく触れる機会すら失いかねないのですから。
もっとも経済学の世界ではよく知られた
パレート(イタリアの経済学者)の法則になぞらえれば、
「2割の優良病院が、製薬会社全体の利益の8割をもたらす」
ということになりますから、
獣医師も市場経済の枠組からは逃れられないということでしょうか。