怖い話・・・その①
読売新聞でこんな国際ニュースを見つけました。
「中国中央テレビなどによると、衛生当局が最近摘発した江蘇省宜興市の抗がん剤の製薬工場は、廃棄物や生活ゴミなどが放置された工場地帯一角の地下室にあった。薬の成分を正確に計測できない機器や実験用の粗末な機材を使い、抗がん剤を製造していたという。
押収された抗がん剤はソラフェニブ9770個、ゲフィチニブ20瓶などで、いずれも「ペルー産」と偽装。ゲフィチニブは市場価格で1瓶1万6000元(約20万円)するところを、2000元(約2万5000円)前後でネットなどで販売していた。」
最近何かと世間を騒がせている中国、薬の世界でも怖い、というか本当に危ないですね。
私たちが普段使用する薬剤はヒトと動物の違いはなく、その使用は一部の例外を除き国内製品に限られます。ただし、国内で入手困難でかつ欧米で明らかな有効性が認められているものに関しては、米国経由で入ってくる可能性がないとはいえません。
中国製に限らず、安い医薬品(というか、安すぎる医薬品)にはホント気をつけようと思う。
もっとも米国在住のお金持ち中国人は薬も食品も自国の中国製品を避けて、いずれも高いけど国際的に高い評価を得ている日本製医薬品や安全な日本製食品を買い求めているとか。