年末になると今年一年を振り返ってまざまざ報道がなされますが、
こと獣医学に関しては、2013年最大の出来事は
「台湾での狂犬病発生」。

日本では1957年を最後に国内での発生はありませんが、
お隣の中国は今も年間2000人以上が狂犬病で亡くなっています。
(全世界では年間5.5万人)

ちなみに中国では、狂犬病ワクチン代が
日本円にして15000円前後と非常に高く、
そのためワクチン率が極端に低いみたい。

その一方で偽造ワクチンが大量に出回っているようで
当局も打つ手無しとか。

年間の犠牲者2000人という中国政府発表のデータも
かなり低く見積もられているといわれています。

台湾で発生したことで、アジアでの清浄国は
日本とシンガポールのみとなりました。

ただ、前述のとおりお隣さんがえらいことになってますから、
今後日本も対岸の火事とは言ってられません。

日本は先進国の中ではワクチンの料金が比較的安く
供給も安定しており、
しかもその製造技術・性能は世界でもトップクラスです。
日本はいい国ですね~~~。 (*^_^*)
みなさん愛犬には狂犬病のワクチンを接種しましょう!