年末のせいか、毎年この時期は慈善団体等からの寄付の要請が多くなります。善意の団体には私もそれなりに対応していますが、今回はこれらにまじって某国立大学から付属動物病院の施設拡充に伴う寄付のお願いが入っていてビックリしました。これがけっこういい金額!(@_@;)

国立病院といえども昨今の独立行政法人化によって、運営が難しくなっているようです。付属病院は診療だけでなく研究機関・教育機関という重要な側面もありますから、お金がかかるのは仕方がないのかもしれません。聞けば、年間維持費だけで数千万円もする研究用機器がゴロゴロしているとか。しかも臨床系に限らずむしろ基礎医学系の教室にこれらの器械が多くあったりするそうで、またまたびっくり!

さらに、今回高額の寄付をした個人または団体の代表者は、大学総長主催の記念感謝パーティーにご招待のうえ、講堂に記念のプレートを刻むというので、もっとビックリ!そのお金を研究費や病院維持費に回したほうがいいんじゃないのでしょうか?