ヒルズの新薬発売一周年記念の学術講習会に行ってきました。場所は品川駅近くの東京コンファレンスセンター。

講演の前半はT大薬理学教室H准教授のお話。分子レベル、細胞レベルでのかなりマニアックな内容で、かつての薬理の授業を思い出しました。(-_-;)

必ずしも臨床向きの内容ではないけれど、しっかり理解していると知識が深まり、結果として病態を正確に把握できるといったところでしょうか。暗室でのスライド上映のため、うとうとしている人もチラホラ見かけました。前日、遅くまで仕事していたのかな~?

さて、講義の後半はT大内科のO准教授のお話。
やっぱり参加者は臨床家主体なので、俄然みんなの目が輝いていました。聴講者は500~600人前後はいたと思うけど、驚くほどみんな真剣に聞き入っていました。無理もありません、たしかに講演内容が充実していてなおかつ面白かった。

企業の主宰する講演はとにかく薬の宣伝になりがちだけど、O准教授のように、必ずしも薬の紹介にとらわれず、その日一番話したい話題を、それも最新の知識をまじえてみっちり話すというのは素晴らしいと思う。

やっぱりO先生の講演は面白い!