本日ロージーちゃん(♀、13歳)がつらい闘病の末、旅立ちました。死因は消化管内に発生した悪性腫瘍です。当院を受診した際は嘔吐を繰り返し衰弱しきっており、根治をめざして緊急におなかを開けましたが、すでに播種状態。なすすべもなく閉腹しました。事情を伺うと、飼い主さんはけっして看過したわけではなく、近隣の動物病院を長期にわたって受診していたものの充分な検査(X線による消化管造影)がなされず、吐き気を止めるだけの対症療法に終始していたために結局手遅れになったもよう。本当に罪な話です。もう少し早く当院を受診してくれていたらと思うと、とっても、とっても残念でした・・・(-_-;)合掌