昨年海外からの帰国者に狂犬病が発生して以来、国内の獣医師自身(もちろんヒト用狂犬病ワクチンです)にもワクチンが必要ではないかという議論が獣医師会でなされています。先日私の所属する支部でもこの件が議題となったので改めて自分自身で調べてみると、どうやらわが国の狂犬病ワクチンの備蓄数には問題がある様子。実は有事(国内発生!)の際には自衛隊及び医療関係者に優先的に接種することを前提とした備蓄数であって、そもそも発生時に最前線に立つことが予想される獣医師の分は備蓄に反映されていないらしい。事実その方面に詳しい情報筋によれば、最近医療機関における一般渡航者向け狂犬病ワクチンも底をつき始めているとのこと。やばいな、こりゃ。どうしようかなあ~、、、
獣医師の人権も考えてくれ~ (>_<) すでに一部の先生方は外国人医師が開設する医療機関でワクチンを自主的に接種しているとか。ちなみに国産の狂犬病ワクチンよりも海外製造のワクチンのほうが副作用も少なく安全性が高いとか。