病院の付帯サービスの一環としてトリミング業務を取り入れたせいか、健康で活発な動物たちを見る機会が増えて非常に気持ちがいいですね。診療ではほとんどの子が病気ですし、たとえ不治の病を患って再起不能とわかっていても、なんとか治してあげたいという気持ちが強くなると結構ストレスを感じてしまうもの。
この傾向は世界中どこの獣医さんも似たものらしく、中でも動物愛護の先進国英国の場合、職業別にみた自殺率のトップが獣医師とか。飼い主さんの多くは「いつもかわいい動物たちに囲まれて、本当にいいですね!」とニコニコして言われますが、この仕事外から眺める以上に実際はハードな仕事なんですよ。(-_-;)