今日はチャー君(♂:10歳)が悪性リンパ腫の治療にやってきた。年初からマディソン・ウィスコンシンのプロトコールにのっとって治療してきたせいか、治療開始から3ケ月経った今も副作用が全く認めれず経過は極めて良好。もちろん日常生活になんら支障はありません。従来の標準的なプロトコールと比較するとこのプロトコールはやや煩雑、複雑で確かにコストもかかるけど、それでも寛解状態が維持できるのは獣医師として嬉しい限りです。
ただ、本年度中に飼い主さんが海外に赴任する可能性があるようで、治療の継続性を考えるとちょっと不安。もっともこのプロトコール、元々米国の大学で開発されたものだけに、こちらが思うほど心配は要らないのかな・・・。