動物病院で診療していると、
様々な癌を診ますが、
今日は立て続けに口腔内の腫瘍を診ました。

口腔内に限らず、最近は腫瘍が増えましたね。
腫瘍性疾患の増加については、一般には
「わんこにゃんこの寿命が昔に比べて延びたから」、
と言われているけど・・・、
個人的にはちょっと安易すぎる説という気もします。

ところで口腔のがんといえば、フロイトが有名です。
66歳で発症して以降、83歳で亡くなるまでに、
なんと33回の外科的切除術を繰り返しています。
平均したら半年ごとに切っていたということか・・。

当時すでにモルヒネが用いられていたとはいえ
手術に耐えたフロイトもすごいけど、
がんの再発に果敢に挑戦した外科医は驚異的!