今日は大変怖い体験をしました。

若いわんこがお肉を丸呑みしてのどに詰まらせて来院。
来院した段階で、すでに息苦しい(低換気かつ低酸素)状態です。

食道に異物など詰まらせた際の除去は、
通常レントゲン画像で閉塞部位を確認して、
麻酔導入→気管挿管→麻酔維持(人工呼吸器)→内視鏡
といった順で作業していきます。

まれに開口障害あるケースでは直接気管が目視出来ませんから、
麻酔導入→気管切開(のどを切開)→麻酔維持(人工呼吸器)→内視鏡
になります(動物では人のような経鼻挿管は出来ません)。

 今回は、やや口腔に難があったものの、
幸いにも食道入口直前に存在する異物でしたので、
長い鉗子を使って気管切開せずに異物除去に成功しました。

というわけで、結果はよかったものの、怖い思いをしました。

おもちゃを含めなんでも飲み込むわんこ、
正月にお餅を食べているわんこ、
食べること大好きで丸呑み傾向のあるわんこ、
本当に注意してくださいね。

異物その① 大きすぎるお肉(厚いステーキ)

異物その② ボタン電池 (隣は内視鏡用の異物回収ネット)