今年も麻酔外科学会主催の東京地区講習会に
行ってきました。(*^_^*)

場所は東大の一条ホール、今回のテーマは
「おしっこが出ない!!」

大変大まかな表現ですが、講演の中心は
腎臓・尿管・膀胱・尿道のトラブルへの対処法。

ここ10年くらいで急速に進んだ尿管ステントや
海外で絶賛され導入されたSUBシステムといった
先進的なカテーテル治療を説明したうえで、
実は体内に人工物を残すことの弊害を指摘し、
注意を喚起する内容でした。
参加前てっきりこれら先進的な療法の優位性を
確認・推奨するとばかり思っていたので、
この予想外の展開にちょっと驚きました。
なかなか書籍では入手できない情報ばかり!!!

先進的な取り組みはもちろん大切ですし、
ついつい新しいものに目を奪われがちですが、
先進的な医療が必ずしも最良とは限らない・・・、
そんな当たり前のことを改めて考えさせられました。