7月 ×日(晴)

今日はマージちゃん(♀)とワルテルちゃん(♂)がやってきた。ともに性格が穏やかなことで知られるバーニーズマウンテンドッグです。飼い主さんはハードボイルド作家として活躍中の馳先生だけに、愛犬たちもかなり知的な顔つき!ちなみに今回軽井沢での生活は、愛犬たちの体調を考えての滞在とか。本当に幸せなワンコたちですね(*^_^*)

  7月 ×日(霧)

きょうは料理研究家の山本麗子さんの愛犬ハッピーちゃんがやってきた。りーちゃんと同じキャバリアの女の子。まだ70日齢なのであどけなさが残っています。山本さん自身はTV収録等で忙しく、今回は留守を預かる方が抱っこして連れてきました。あまりの可愛いさに許可を得て写真を撮らせていただいたところ、HPにアップしてもよいとのお返事を頂き、当HPに掲載するはこびとなりました。りーちゃんも”キャバ友達が増えて嬉しい”と喜んでいます(^O^)。でもまだハッピーちゃんはワクチンネーションが終了していないので、一緒に遊べるのはもう少し先になりそうです。

りーちゃんのお友達

  7月 ×日(晴)

きょうはシーズー犬のアイツちゃんがやってきた。飼い主さんはなんと有名プロデューサーNさんと息子さんでメジャーな若手二枚目俳優N・Yさん。N・Yさんはテレビで拝見するよりずっと男前!さすがです。米国での活動も長いようで、流暢な英語が印象的でした。うちのりーちゃんをみて、美人だと褒めてくれました。
”うれしいんだワン!”(りーちゃん談)

  7月 ×日(晴)

きょうはスパニッシュ・マスチフのフクちゃんがやってきた。フクちゃんはなんと体重が80~90kg(もちろん私より大きい!)、ダイエット前はなんと100kgをゆうに越えていたとの事。わたしが今まで診て来た犬種のなかでももちろん最大級、ちょっとした力士なみです。大きいだけにお散歩に行っても周囲から敬遠されてしまうのが飼い主さんの悩みの種とか。性格はいたって温厚ですがその巨大さゆえに見ず知らずの方が驚かれるのも無理はありません。当院にきた時もとってもおとなしく、しつけも行き届いているだけに、お散歩で敬遠されがちなのはちょっと気の毒でした。それにしても犬という動物の多様性はすごいですね~・・・1kg前後のチワワも犬ですし、100kgに達する勢いのマスチフも犬ですから。

  7月 ×日(晴)

夕方の往診の帰り道、ぶらりと近くの本屋さんに入りなにげなく手に取った本が「動物病院119番」(文春文庫)。横浜で古くから開業しているかなり有名な先生(=兵藤哲夫先生)の著作であり、一般向けの本としては素晴らしい内容でした。私のような青二才が言うのも失礼な話ですが、非常に好感が持てました。あらたに動物を飼おうと考えている方にも、今動物を飼われている方にも、そして高齢動物を抱えて将来に不安を感じずにはおれない方にも、この本を一読されることをおすすめします。機会がありましたら、ぜひ手にとってみてください。ちなみに著者は、大学の同級生の父上なんです。

  6月 ×日(曇)

先日3週間ぶりにりーちゃんのカテーテルを抜去しましたが、今のところ経過は順調で、以前ほどの涙目は認めず一安心。実際の抜去に際して鼻涙管開口部をつぶさに観察すると開口部そのものが漏斗状に約二倍拡張していることがわかりました。りーちゃんはエリザベスカラーから解放されてゴキゲン、私も効果が認められたので一応ゴキゲンなのだ。\(~o~)/\(~o~)/

  6月 ×日(晴)

当院の看板犬のりーちゃん、元々鼻涙管が詰まりやすくて今まで2ヶ月に1回のペースで鼻涙管洗浄を繰り返してきましたが、いまいち流涙が改善しにくいので、この際根治療法を決行。全身麻酔下で鼻涙管に極細の血管カテーテルを眼から鼻にかけて留置、しばらくはそのままにすることにしました。
かなりマニアックな処置ですが眼科テキストでは高く評価されている方法だけに、私もりーちゃんもかなり期待しています。(^_^)v

  5月 ×日(晴)

今日はパピヨンのパピちゃんが膝関節の手術にやってきました。パピちゃんの膝のお皿はうまれつき内側に脱臼しやすい状態にあったので、今回は膝のお皿の納まる大腿骨のくぼみを深く削って、安定性を持たせ、同時に筋肉の付着部位も変えてより自然な動きを取り戻すように定石どおり処置。パピちゃんが小さい子なのでいつもより緊張しましたが、ほぼ完璧な状態で手術を終了できました。パピちゃん、はやく元気になってね!!

  5月 ×日(晴)

今日は尿崩症のタロチャン(柴犬)がやって来た。いつもは都内の大学病院で定期的な処置をおこなっていますが、今回は飼い主さんと別荘にやってきたので、某大学病院のH教授の依頼で当院にて処置することとなりました。病を抱えているとはいえ、処置に対して極めて協力的であたかも全てを悟っているような感じのする子だけに、情が移りました。

  5月 ×日(晴)

今日は診療を終えた後、夕方から近くの大賀ホールでのコンサートを聴きに行きました。演奏はチョンミュンフン指揮東京フィルハーモニー演奏の「田園」と「英雄」。
ここ1ヶ月くらいはあまりにも仕事がハードだったので、久々に聴く音楽は心に染み入るようで、大変心地よかったです。
今日はホールの柿落としなのでソニーの大賀さんはじめ名だたる方々がいらしてました。
今後いろいろなコンサートが開かれると思われますが、いつの日か五嶋みどりの演奏も聴いてみたいと願っています。