外科や救急に必要な生体モニターです。
これも汎用機器で、かつ麻酔管理の必需品。
初代が8年前に断線トラブルで壊れてしまい、
これは2代目。
麻酔管理は大学卒業以来ずっと興味を持ち続け
個人的に研鑽を重ねてきた分野であり、
長らくライフワークの一環でした。
飼い主さんにお見せすることはありませんが、
手術の安全性を担保する裏方として、
生体モニターは非常に大切な機器です。

ところで生体モニターには、新型コロナで有名になった
酸素飽和度(SPO2)の測定機能も必ずありますが
この酸素飽和度(SPO2)測定、じつは1970年代、
一人の日本人技術者による発明でした。
その際特許の申請はしなかったらしいのですが、
これってノーベル賞ものの発明じゃないでしょうか。