12月8日(晴)
我が家の冬の風物詩のひとつ、
上田は飯島商店の「三宝柑福居袋」。
見た目は涼しげで夏っぽいのですが、
年末から春先まで店頭に並ぶ冬季限定品の生ゼリーです。
三宝柑は生産数が少ないためあまり知られていません。
おめでたい果物とされ、希少価値が高いそう。
それもそのはず、紀州藩ではその昔、
あまりの美味しさに城外不出とされたそうです。
そして名前の由来は「三方にのせてお殿様に献上された」と云う事からだそう。
確かにツヤツヤとした、
黄色と言うよりむしろ黄金色と云った果実は、ありがた~い感じです。
暖かい部屋で冷たいモノを頂く幸せ
ここの生ゼリーはどれもコクがありますが、
この三宝柑ゼリーもサッパリしていそうな予想と違って、
結構コックリとしています。まるまる1個食べるとお腹いっぱいになってしまうので、
我が家では大抵、半分か4分の1に切り分けて頂きます。
実をくりぬいて作られた器も美しいので、
和え物などを入れて再利用。
その後は、洗って、皮を刻んで柚子のようにおうどんに入れたり、
干して、お風呂に浮かべたりします。
無駄がない!(ケチ?エコ?)
飯島商店はレトロな雰囲気の店内も素敵です。
ここと、
それから今はなき青山のウエスト喫茶室(建替え中だそう)は、
祖父の家を思い出させてくれる場所。
上田に行くと必ず寄る大好きなお店です。
(ただ、一番有名なみすヾ飴は、ちょっと苦手なんです・・・。)
12月1日(晴)
今日は当院スタッフIちゃんの結婚式でした!!
当院の全員が招待されたので、何かと支度のある若いお嬢さんたちは皆休暇にし、
先生と私は午前のみ通常どおり診療。
午後は休診にし、実家の母に留守番を頼んで、
上田の披露宴会場に向かいました。
披露宴に出席するのは久しぶりです。
披露宴って列席者の誰もがニコニコとしていて、いいものですよね。
それに、新郎新婦の幸せそうな姿は、
既婚者には新婚当時の新鮮な気分を、
未婚者には結婚への憧れを、思い起こさせてくれます。
今日の二人もとびきり幸せそう!
そして安定感のある、素敵な大人のカップルです。
見慣れた制服姿ではなく(当たり前ですね!)白無垢の花嫁姿を見た瞬間、
胸がいっぱいになりました。思わず涙が・・・。
高砂に一番近いテーブルでしたので、
新郎新婦の笑顔を間近で見ることが出来ました。
そして、当院の全員が同じテーブルでしたので、話も弾み、お酒も進み・・・。
宴も最高潮の頃、新郎母、新婦母、新郎、新婦の順で、
さっきまで新婦が着ていた白無垢の袖に、水引で飾られた鋏を入れる(!)と云う
セレモニーがありました。
なんでも長野の一地方には、こう云った風習が昔からあるのだそうです。
驚きつつ、じっと見守る私達。
そして新婦の順になり、Iちゃんが鋏を入れた途端、
私達テーブルの女子全員は「うううっ」と感極まって泣いてしまいました!
(院長先生はさすがにこらえていたようです。)
その後はお披楽喜まで、皆、涙涙涙。
「Iちゃんには、絶対絶対幸せになって欲しい!!」と皆が願い、
また、「Iちゃんと彼なら大丈夫!!」と確信したのでした。
新郎新婦のお人柄がよく表れた暖かい披露宴で、
皆が幸福で楽しい時間を過ごせました。
Iちゃん、どうか幾久しくお幸せに!!
11月○日(曇)
プレジデント今号の特集は
「頼れる病院 危ない病院・・・全国4000病院&医者の実力ランキング」。
自身の健康問題と云う意味でも、また、
身内に医師が多いので、その点でも気になる特集です。
中でも「医師が選ぶ『あなたの町の良医』300人図鑑」。
この手の特集に必ず名前が挙がる親戚がいて、すかさずチェックしてみると・・・
あったあった!うーん心強い。
二人とも私より年上ですが、是非長生きして現役を続け、
家族や私に何かあった時、助けて欲しいです!
ちなみに動物医療においても時々こう云った特集が組まれる事があり、
大体は大学病院や専門病院の先生が多いのですが、
当院院長先生の名前が挙がったことがあります。
良い評価を受けることは、やっぱり嬉しいものですね!
11月19日(快晴)
おかげさまで開院4周年を迎えました!
思えば4年前の今日、希望と不安の中、
決意も新たにこの軽井沢の地に開院したのでありました。
佐久で丸10年、軽井沢で丸4年。
これもひとえに皆さまのご支援ご声援の賜物です。
ここに篤く御礼申し上げます。
これからも獣医療向上のために一層の努力をして参ります。
よろしくお願い申し上げます。
書いているのは 11月17日(快晴)
院長先生出席の学会が関西であったので、
運転手役で着いて行きました。
先生が学会に出席している間、秋の京都を満喫したワタクシ。
今年の紅葉は例年より少し遅れているようですが、
色づき始めた古都は本当に素敵です。
京都を巡っていると、日本に生まれて良かったとつくづく思います。
南禅寺の水路閣
今回特に良かったのは、最終日、
学会を終えた先生と六波羅蜜寺を訪れ、
先生念願の空也上人立像を鑑賞出来たことです。
あっと云う間の京都滞在でしたが、
天候にも恵まれ満喫しました。美味しい物も色々食べたし、
お土産もたくさん買ったし!
今回のお土産は・・・
「はつだ」の和牛弁当(家まで食べずにガマンして、温めて食べると絶品!)、
「出町ふたば」の豆大福
「柳櫻園」のお茶、
「はれま」のちりめん山椒、「麩嘉」の麩まんじゅう、ドライブ途中の休憩時につまむ「ホソカワ」のフルーツサンド。
「マールブランシェ」と「たわわ」のスイーツと
「たん熊」の紅葉弁当
翌日楽しむ「いづう」の鯖寿司。
取り寄せが難しい、もしくは、取り寄せると味が落ちてしまう物を中心に選びました。
こればかりは持って帰れない・・・
京都で一番好きな甘味「祇園小森」の抹茶プリンパフェです!
コクがあるのにくどくない深い味わい♪
京都、また行きたーーい!
11月12日(晴)
6歳半になるキャバちゃんの里親になって、はや一週間。
性格はおだやかで、人懐っこくて愛嬌たっぷり。
私達にもすぐになついてくれました!
ものすごく可愛いです!!
名前はルイーズちゃんと名付けました!
りーちゃん(リシェスちゃん)より年上ですが、
「り」ーちゃんの次に来た子と云う事で、
「ル」から始まるキレイな響きの仏語の名前を付けました。
ルイーズちゃんは撫で撫でされるのが大好き。
あごや頭や背中などを撫でてあげると
「ウットリ~♪」と目を閉じて、気持ち良さそうな表情をします。
専用のベッドもすぐに気に入ってくれました。
トイレもちゃーんとペットシーツの上でしてくれますので、
予想していたよりも手がかかりません。
ただ、喜んだ時などに勢いでペットシーツがめくれてしまうので、
「枠」を買ってセットしたら、怖がってしまって・・・。(>д<)
やっぱり仔犬の時から使っていないと怖いのでしょうか。
仕方ないのでテープ付きペットシーツをダイレクトに貼っています。^_^;
そのうち慣れるかな?
トイレの時間は、まちまち。
こちらもまだリズムが飲み込めていないので、
間隔が空くと心配になります。
りーちゃんの場合は仔犬の時からトイレのたびに「ワンツー、ワンツー」と
掛け声を掛けていたので、
以来「ワンツー」と言うと(例え本人がしたくなくても)
すぐにしてくれるのでラクです。
車に乗る前など、あらかじめ排泄させておきたいですものね。
でもルイーズちゃんにはまだまだ無理です。
コマンドを覚えさせるのはこれから徐々に、気長に。
引き取ったその日にシャンプーとワクチン接種と健康診断をしました。
血液検査の結果は良好で、ひと安心です。
フィラリアも陰性でした。
触診で全身をチェックしてみると、お腹がプックリしているので
「もしかして妊娠?」と疑い、腹部エコー検査もしてみました。
犬舎から来た子ですので、その可能性は充分ありますから。
気になる結果は・・・
「単なるおでぶちゃん」のお腹でした。^m^
全身がちょっとタプタプした感じなので、ダイエットしないといけません。
体重は現在9㎏です。
ついでに膀胱も診て見ると、結石は無さそうですし、
他にも特に問題なし。
数日後、軽い鎮静を入れ鼻涙管洗浄とスケーリングを行いました。
7年もの間に付着した歯石の量は膨大で、
とても一度には取りきれないのと、
歯根が露出しているひどい状態であるため軽い鎮静では痛がって可哀想なので
近いうちに行う避妊手術の際一緒に、
再度スケーリングも行うことにしました。
鼻涙管洗浄に関しては完璧。
これで本人(本犬?)も目元や鼻づまりがすっきりしたはずです。
以上、とーっても忙しかったルイーズちゃん(と私達)の一週間でした。
11月6日(曇)
突然ですが
6歳のキャバリアの里親になりました!
数日前、来院した飼い主さんから、
「多くのキャバリアが里親を探しているらしい」との話を聞きました。
調べてみると、埼玉のキャバリア専門犬舎が
理由あって廃業することになったそう。
犬舎も里親探しをし、埼玉里親会も間に入って活動しているそうです。
当院に来た子は里親会経由の子です。
埼玉里親会のシェルターまで、お迎えに行って来ました!
「ワタシ、今から車に乗って軽井沢に行くワン!」
まずはシャンプー、ワクチン、健康診断、フロントライン滴下にフィラリア予防。
歯石もものすごーくいっぱい付着していますから、
スケーリングも必要。
鼻涙管も詰まっている様子だから鼻涙管洗浄もしなくては。
心臓も悪いかな?アレルギーもあるかな?
もしかしたら虫下しも必要かも?
落ち着いたら避妊手術もしなくては。
もちろん狂犬病予防接種も。
看板犬としてのデビューはもう少し先になると思います。
りーちゃんは長いこと一人っ子でしたので、
もしかしたら最初はヤキモチをやくかも知れません。
でもそこはキャバリア同志。元々がおだやかな犬種ですから、
きっと大丈夫でしょう!
優しいりーちゃん、りーちゃんの幸せを
新しいキャバちゃんにも分けてあげてね。
幸せは分けても減らないからね・・・。
幸せは、分け合うともっともっと増えるんだよ!
6月○日 (書いているのは 10月○日です)
イギリス紀行 続き
今日はまずバースの町を観光します。
古代ローマ人が巨大な温泉場を作った町として知られるバース。
「風呂」の語源にもなり、
18世紀に上流階級の保養地として発展しました。
ザ・サーカスやロイヤルクレセントなどの美しい建造物や
エイヴォン川にかかる美しいパルトニー橋、
ローマンバス博物館、バース寺院・・・。
バースはみどころ満載の美しい町です。
ロイヤルクレセント
パルトニー橋
2階で手を振るワタクシ。温泉はきれいな緑色です。
歩き廻って疲れたので、ベンチに座って休憩中。温泉の熱で暖か~い。
見学を終えて外に出ると、
バース寺院では地元の大学の卒業式を行っていました。
角帽マントの卒業生と、着飾った家族。
喜んでいたり、感激のあまり泣いていたり。
見ている私もジーンとしました。
ランチの後は
ソールズベリー平原にある謎の巨石群ストーンヘンジに向かいます。
暑くもなく寒くもなく、爽やかな良いお天気。
ストーンヘンジのすぐ近くにいた羊達
誰が何のために?不思議・・・
こんな巨大な石、どうやって積んだのかなぁ?
イギリスには遺跡や、地上絵、ミステリーサークルなど、
謎の多いスポットが結構あります。
UFOの発見率も他国よりかなり高いとか。
そんなところも魅力的。
ストーンヘンジは人気があるため、
人でごったがえしていました。
写真も他の人が入らないよう写すのに、なかなか苦労しました。
売店も人人人、人だらけ。
私達は、入場料がツアー代金に含まれているので、
中に入って見学しましたが、
広い平野にどーんと立っている巨石群は、
少し離れた道路からも見えます。
入場料を払うのがイヤな人達(多分)や通りがかり(?)の人は
その道路から見物していました。
そこからだと一方向からしか見えないのですが
(入場料を払うと間近をグルっと一周出来る遊歩道に入れます)
不思議さには変わりはありませんよね。
10月28日(快晴)
台風一過の今日は朝から快晴!
今日のお昼は手術がないので、りーちゃんとのんびりお散歩出来ました。
どこもかしこも紅葉が見事です。
矢ヶ崎大橋から浅間山を眺めると、冠雪が!
左から離山、冠雪の浅間山、りーちゃんです。(携帯画像)
10月○日(雨)
昨夜は月が明るい夜でした。
雲ひとつなく夜空にお月さまがポッカリ。
あまりにキレイなのでパチリ。
二階のベランダから見たお月さま