1月 31日(晴)

病院の付帯サービスの一環としてトリミング業務を取り入れたせいか、健康で活発な動物たちを見る機会が増えて非常に気持ちがいいですね。診療ではほとんどの子が病気ですし、たとえ不治の病を患って再起不能とわかっていても、なんとか治してあげたいという気持ちが強くなると結構ストレスを感じてしまうもの。
この傾向は世界中どこの獣医さんも似たものらしく、中でも動物愛護の先進国英国の場合、職業別にみた自殺率のトップが獣医師とか。飼い主さんの多くは「いつもかわいい動物たちに囲まれて、本当にいいですね!」とニコニコして言われますが、この仕事外から眺める以上に実際はハードな仕事なんですよ。(-_-;)

  1月 23日(曇)

病院前の通りの名前が「大賀通り」に正式決定したもよう。今まで特に決まった名前はなかったみたいですが、今年度末完成予定の音楽ホールを記念して大賀典雄氏の名前を冠したみたい。ちなみに氏の著作「ソニーの旋律」は非常に面白い本です。経営者としての才能は言うに及ばず、音楽家としての才能にも恵まれ、おまけに文才にもたけているなんて、凡人にはうらやましいかぎりです。

  1月 ×日(晴)

今日はYさんちの愛猫ケンタ君(日本猫、2歳、♂)がやってきた。普段は穏やかで大人しい猫なのにひとたび外に出ると喧嘩大好き猫に変身、今度も肩に大きなケガを負ってしまいました。毎度のこととはいえ、これには飼い主さんも困ったようです。今回来院の目的はキズの治療ですが、同時に去勢手術もしてほしいとのこと。ケンタ君、手術をしたら家に居つくようになるといいんだけど・・・ちょっと心配です(/_;)

  1月 ×日(晴)

今日はハムスターのハムちゃんがやってきた。背中にコブ(腫瘍)が出来てしまい、本日はその切除のための来院です。
ハムちゃんはわりと小柄で体重が40gしかありませんので、手術前には皮下に補液した上、切除手術は細心の注意をもって実施、無事終了しました。意外に思われるかもしれませんが、小さいだけに手術は大変なんです。とくに40g以下の小動物はきついかなあ~~(>_<) 追伸:その後ハムちゃんの経過は良好で、機嫌良く帰って行きました。

  1月  10日(晴)

幼犬のアルルちゃん(ヨークシャテリア)が退院しました。お正月に急患で入院して以来ずっと治療に携わっていたせいでしょうか随分なつかれてしまい、いざ退院となるとさすがにさみしい気分です。でもね、衰弱が激しくほとんど冷たくなって来院したのにもかかわらずなんとか持ちこたえて元気に帰るのですから、これは本当に喜ばしいこと。普段は都内で暮らしているアルルちゃん、また軽井沢に来たらぜひとも立ち寄ってほしいなあ!

  12月 30日(晴)

本日をもって今年の診療業務は終了です。新たなクリニックの開設があり、今年は本当に忙しい一年でした。ああ、来年も良い年でありますように!
皆様も良いお年をお迎えください。(*^。^*)

  12月 22日(晴)

大雪の翌日は快晴!昼とはいえ気温はかなり低いけど、真っ青な空、きらめく雪、軽井沢の冬景色は最高です。近隣をみまわしてみても、今は年間を通して軽井沢ですごす方がかなり増えています。きっとこんな素敵な景色に心うたれていつしか軽井沢住民になるんでしょう。
一方、夜の軽井沢もイルミネーションが綺麗です。最近は都内の方を中心に、イルミネーショバスツアーが人気とか。実際私も隣の矢ヶ崎公園や駅前のライトアップをまのあたりにして感動しました。少なくとも想像していたものよりもずっとよかった。\(~o~)/

  12月 21日(雪)

昨夜から降り続いた雪が今朝までに60cmに達しました。軽井沢は本来雪の少ない地域ですから、この降雪量はやはり記録的!
自宅だけなら除雪せずほうっておいてもよかったのですが、病院にいらっっしゃる方の迷惑になると申し訳ないので、今日は朝6時から8時半まで2時間半みっちりと病院玄関と駐車場の除雪作業に没頭しました。かなりの重労働、ダイエットにはなりましたが、早くも午後から筋肉痛(T_T)/・・・。

11月 19日(晴) 

本日
     旧軽井沢菊池動物病院が
        開院致しました。
構想から計画、建設、完成までに約2年かかりましたが、異例のスピードでなんとかここまで辿り着けたのも、周囲の方々の協力を得られたからこそ。
関係者の皆さま、そして私を励ましてくださった愛犬家・愛猫家の皆さま、本当にありがとうございました。
今まで以上に地域獣医療の向上発展に尽くす所存でおりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。