9月7日(嵐のち晴れ)

軽井沢の一部地域や小諸地域等では未だに1万3000世帯が停電しているそうです(7日20:30現在)。
台風は去ったものの、町内はまだ混乱している模様。

6年前の台風ではワタクシ「帰宅難民」になりました。

東京へ里帰りして数日のんびりと過ごし、
帰宅日の午前中には母とエステを受け、のほほーん。

台風はまだ海上の遠くにあり、
東京では雨も風もなく、「じゃあ帰るね。」「気をつけてね。」と、
タクシーに乗る母を見送ったのち、
ワタクシは霞ヶ関入り口から首都高に乗りました。

関越道の所沢あたりから少しずつ雨が降り始め、
花園ICからは風も強くなってきたので、
途中のSAで上信越道の情報を求めると
 「藤岡IC~佐久ICの間は先ほどから通行止
 中仙道国道18号では碓氷峠で通行止
 富岡街道国道254号も内山峠で通行止め」との事。

えーーっ!どうしよう、戻ろうか進もうか・・。
再度係りのお姉さんに尋ねると
「国道353号と145号はまだ通じていますが。」

うーん、かなり遠回りになるけど渋川伊香保ICで降りて
R353からR145(中之条・草津口経由)で
北軽井沢から軽井沢に入れるかも。
とりあえず行って見よう!
だめなら引き返そう。

こうして、
「疲労コンバイ、帰宅難民でさんざんな1泊2日放浪の旅」が始まりました。

(続く)

9月6日(嵐)

台風9号の接近により、軽井沢では激しい雨が降っています。
風もかなり強く、まさに嵐。

今日は2ヶ月ぶりの終日休診日だったのですが、
入院のワンコもいますし、近くの別荘地の一部に避難勧告が出たため
「急遽ワンコを預かって欲しい」と云うご要望が多く、
結局、朝から晩まで仕事です。
しかもスタッフは休みなので、ワタクシは普段より大忙し(>_<)  避難した方達は、ヒトは近隣のホテルへ、ワンコは当院へと、 これまた落ち着かないご様子。 お気の毒です。  町内の大半は停電しているそうですし、 信号機も消えてしまっているそう。 高速も通行止め、新幹線もそろそろ怪しい感じ。 こうなると軽井沢は陸の孤島と化します。 だいぶ前の話ですが、ワタクシ東京から帰宅しようとしたのに、 何もかもがSTOPしてしまい、「帰宅難民」になったことがあります! 続きは次回・・

8月○日(晴)

前回からの出不精話つながり。

どうしてなのか不思議ですが、
ワタクシは「お出かけ好き」と見られがちです。
でも、どちらかと言えばインドア派。
美味しい食べ物があって、読みたい本があれば、
何日もどこにも出かけなくても全然平気。
おうち大好き、ゴロゴロ派です。
いま流行り(?)の干物オンナですね。
(ただし片付いてないとイヤですけど。)

翻って院長先生は、どちらかと言うとお出かけ好き。
仕事が忙しくて何日も外に出られないと、
気分転換に無性に出かけたくなるみたい。

ただ、夏場はお互い本当に出かけられないので、
その代わりに読みたい本を切らさないように気をつけています。

近所の平安堂(軽井沢って本屋が一軒しかないんですよ!)は
あまりにも品揃えが貧弱なので、
専らamazonで購入しています。
おかげで書斎は本だらけ・・。増える一方です。 

りーちゃんはと言えば、近場のお散歩は大好き!
1時間でも2時間でも平気で歩きます。
でも遠出はあんまり好きじゃないみたいです。

クルマに乗るとすぐに寝てしまいますし、
知らない場所だとちょっと落ち着かないみたい。

ヒトもそれぞれ、ワンコもそれぞれですね。
オチのないエンディングですみません。^m^

8月○日(晴)

今年の夏は暑い!軽井沢で連日30℃を超えることなんて、
例年はめったにありません。
なのに今年は旧軽の諏訪神社花火大会が終わっても
まだあんまり秋めいて来ません。
明日も最高気温31℃の予報。

当院にいらっしゃる飼い主さんも、皆さん額に汗を浮かべて来院されます。
ワンコも涼しい方が好きな生き物。
(ニャンコは比較的暑くても大丈夫そうです。
やはり元が砂漠の生き物だったからでしょうか。)

院内の空調は全館冷暖房システムで、
適温に設定されていますので「わー涼しいわねえ。」と喜ばれています。
「軽井沢では珍しいわよねえ。」とも。

そう、軽井沢って「避暑地」のせいか、
クーラーのないお店がすごく多いのです!

結婚してこちらに住み始めた当初は、かなりビックリしました。

だって何十年も前と違って、温暖化の影響なのか、
軽井沢だって暑い日はすごく暑い!
じっとしていても汗が噴き出す日もあるし、
まあまあ涼しい日だって、動けば暑い。
食べれば暑い!

なのに銀行もレストランも、クーラーなし。
これじゃあくつろいでご飯食べたり出来ません。

個人のお宅はともかく、
お店や銀行のクーラーは一種の「サービス」だと思うんですけど・・。
東南アジアだっておもてなしの心はまず「クーラー」ですもんね。
まあ、あちらはガンガン効きすぎて寒いくらいですが。

そんなわけで、混んでて暑い「夏の軽井沢」は出歩かないのが一番!
とばかりに、昼はすっかり出不精な真夏のワタクシです。

8月○日(晴)

夏の風物詩。花火、スイカ、ビール、だだ茶豆・・・
そしてナマ脚、ミュール!

実はワタクシ、以前趣味でネイルアートを習っておりまして、
(今は長い爪やスカルプチュア、ジェルなどとは無縁の生活ですが・・・)
そのとき出会った数々の便利グッズのうちでも、
特にお気に入りなのが「ビューティーフットプロ」。

これはかかとなどの角質を除去する、
いわば進化した軽石とでも申しましょうか。
旅行にも必ず持って行くほどの愛用品。

片面は粗目、もう片面は細か目になっているプロ用バージョン。
バスタイムの柔らかくなった足に、
頑固な角質には粗目で、
仕上げは細か目を使ってこすります。
その後フットクリームを塗って一晩経つと、
ツルピカかかとになるんです。

この便利さを皆さんにも知って頂きたくて、
当院の一角にひっそりと(?)置いてみました。

するとどうでしょう。
ご存知の方は「なかなか置いてるところがないのよねー。」と
ご存知なかった方は「便利そう!」と、
置いた当人も驚くほど、飛ぶように売れていきます!

ちょっとしたカリスマバイヤーの気分です♪(←大げさなんだってばー。by リシェス )

ネイルサロンや東急ハンズなどにも置いてあります。
お試しあれ!
きっとやみつきになりますよ。

8月○日(晴)

当院のホテルはこのところ連日満室。
元気なワンコがたくさんいるとお世話は大変ですが、
みんなそれぞれ個性があって楽しい毎日です。

本日のお泊りはトイプー、ダックス、ウィートンテリア、トイマンチェスターテリア、
ヨーキー、ミニシュナ、フレンチブル、ジャックラッセル、ボーダーコリーです。
キャバリアも2匹来ました。(別々の飼い主さんです)

少し手の空いた時間に、当院のりーちゃんを入れて記念撮影。
みんなとってもラブリー♪

キャバ自慢ではありませんが、
お預かりしていて一番ラクなのはキャバリアですね。
人懐っこくて、無駄吠えしなくて、聞き分けが良くて、
ごはんもよく食べてくれます。
ストレスを感じなさそうなお得な性格です。
そこもラブリー♪

8月○日(晴のち雷雨)

7月は週末になると雨が多く、軽井沢の人出も例年より少なかったようですが、
今月に入って急に暑くなり、いよいよ夏本番です。

当院も朝から晩まで大忙し。
入院のペットや、夜の急患も多いのでどこにも出かけられませんし、
アルコールも×。

特に週末(別荘・観光の飼い主さん)と
月曜(週末を避けた別荘や定住の飼い主さん)の混雑が顕著です。
なるべく予約を入れて頂いていますが、
重なってしまう時は重なってしまいます。

時間帯では、午前は開院直後の9時と、11時から12時の間、
午後は15時から16時半までが特に混み合います。

上記の曜日や時間帯ではお待たせしてしまう事も多いと存じます。
また、病状についてじっくりお話出来るように、
比較的すぐに終わるペットホテルのチェックインを先にするなど、
順番も前後する場合があります。

何卒ご理解賜りますよう、お願い致します。

2007年 8月○日(晴)

英国紀行の後半は、今後ぼちぼち綴っていきます。
(毎回だとちょっと飽きて来ました・・)
(=^・^=)

さて、またもや院長先生とりーちゃんを残して、
新潟は長岡の花火大会に行って来ました。
指定席は打ち上げ場所の真ん前です。
やったー。

信濃川の河川敷を舞台に、盛大に打ち上げられる花火は、
さすが「日本一」を謳うだけあって、
それはそれは大変な迫力。

一度に5ヶ所から打ち上げられるワイドスターマインや、
広い川幅を利用した正三尺玉、
(現在国内で認められている
最大重量の火薬を使用しているとのこと。
打ち上げた際の花火の直径は、川幅を超えてはいけないそうですが、
信濃川の川幅は広いので
正三尺玉も打ち上げ可能だとか)
中越大震災の復興を祈願したフェニックス、
長岡藩の故事に因んだ米百俵花火など、
ダイナミックで綺麗で、2時間半全く飽きませんでした。

ワタクシ、昔から大の花火好き。
関東の主な花火大会や、
結婚後は北信東信地区の花火大会を制覇。
以前から「日本一」と名高い長岡花火大会を見てみたかったので、
もう大満足。
そこらの花火大会のフィナーレ級の花火が、
最初から最後まで延々続くと云う感じでした。
しかも最後のフェニックスはド迫力!

まだいらした事のない方、是非、おすすめします。

ただ新潟の夏は暑い!暑過ぎる!
フェーン現象で当日の長岡はなんと37℃!
これもめったに出来ない経験でした。

華麗な5色のワイドスターマイン

6月○日(書いているのは 7月○日です)

今夜のお泊りはバース。
バースの町は上流階級の別荘地として発展したそうです。
今日のホテル「バース・スパ」も、非日常感漂う素敵なホテル。
(これが日常の人もいるのでしょうが・・)

丘の上にあるのですが、門を入ってから玄関までが長いこと。
お部屋の装飾や眺めも素晴らしい。

チェックイン後は即プール&温泉へ。
せっかくバスの語源バースに来たのだから
温泉には絶対入らなくちゃ!

のんびりと温泉に浸かっていると、体がほぐれていきます。
ジャグジーや打たせ湯もありました。

旅程もそろそろ折り返し地点。
ビタミン剤を飲み、早寝早起きをし、食事も腹八分。
体調には気を遣っているので
特にトラブルもなく済んでいます。

久しぶりのツアー旅行をして感じたのは、
やはり無理は禁物だと云う事と、
ホテルが快適だと旅も余計に楽しいと云う事。

もう若くないのだし(←認めたくないが・・・)、
仕事柄長い旅行はなかなか難しいのだし、
たいして買いたい物もないのだから、
2回行けるところを1回にして、
ちょっと贅沢するのがコツなのかも。

お花がいっぱいの庭園も見事!

6月○日 (書いているのは 7月○日です)

午後は「蜂蜜色の村」として有名なコッツウォルズへ。

緑豊かな丘陵地帯には、
かつて羊毛産業で栄えた小さな美しい村々があります。
羊毛産業が衰退したのちも乱開発されることなく、
豊かな自然や石造りの可愛い家並みが残っていて、
大人気の地方です。

しばらく前にNHKでも特集番組がありましたね。
(あれは確かチッピング・カムデンの
キフツゲート・コート・ガーデンだったかしら・・)

まずはボートンオンザウォーターへ。
村の中心を流れる小川、ウィンドラッシュ川には
小さな可愛らしい橋がいくつもかかっています。

川のほとりでくつろいでいると、時間がたつのを忘れてしまいます。

橋の真ん中にいるのがワタクシです。

その後はウィリアム・モリスが愛した村バイブリーへ。
ここも村の中心にはきれいな川が流れています。

橋を渡るとすぐにあるのがアーリントン・ロウ。
蜂蜜色の石で造られたコテージは
かつて羊小屋として建てられ、
後に毛織物職人の作業場兼住居として使われたそう。

そして今でもちゃんと人が住んでいるそうです。
築700年!
地震がないし、石造りだから長持ちするのねー。

アーリントン・ロウ

それにしても毎日大勢の観光客がゾロゾロと家の前を通って、
(通るだけでなく写真を撮ったり、眺めたり・・
さすがに覗き込む人はいないようですが)
住んでいる人達はウンザリしないのかなぁ?

川沿いにはナショナルトラストが所有・管理しているフットパス(散歩道)があって、
絵のようにきれい。
人懐っこく寄ってくる鴨にお菓子をあげると、
口コミ(?)で次々と鴨が集まってきました。
前に出てくる子達ではなく、
後ろの方で控えめにしている弱そうな子に届くように、投げてあげました。