2021年2月〇日

新型コロナ対策に、新たな機器を導入しました。
IHIの医療機関を対象としたオゾン空気清浄&燻蒸機です。

通常は空気清浄機として機能させておいて、
ヒトや動物がいない安全な状況下では、
速やかなオゾン燻蒸と後処理(オゾン回収)が
可能になるというスグレモノ。

日赤をはじめとする多くの医療機関で採用されている機器だけに、
オゾンの脱臭効果もかなり強力で、特に電気メスに由来する手術室の
ニオイがとれたときは、期待以上の効果に感動しました。
他の医療機器のように、直接仕事をサポートしてくれるわけではありませんが、
新型コロナ変異株の蔓延が危惧されているいま、
飼い主さんはもちろん、動物たちにもより安全な環境を提供するために、
出来る限りの対策はしていこう・・・、そう考えての導入でしたが、
院内の労働環境改善も大切です。
導入して本当に良かったと思う。

2021年2月〇日

郵便局へ行く途中、
矢ケ崎の池でくつろぐカモたちを見つけました。
以前通った際にはパンがなくて申し訳なかった(?)ので、
本日はポケットにパンを忍ばせてやってきましたよ (*^_^*)。

案の定、パンをあげたら喜んでくれた!

空腹だったのか、いっせいにやってきてパンをねだられた。
いつまでもついてくるのでちょっと焦ったけど、
けっこう楽しい、癖になりそうな情景でした。

2021年2月〇日

最近「自動分包機」の調子がいまいちなんです。

医療機器であり、名前の通り粉や錠剤のお薬を、
1包ずつ自動で分包してくれる病院の必需品。
こちらで分割分包せず、飼い主さんご自身で
分割して投与してもらうという方法もありますが、
当院では、内服量、内服頻度のわかりやすさから、
サービスの一環で使用することが多いかも。

単純な造りで壊れるところなんてないはず・・・でしたが、
最も触れる場所、スタートボタンスイッチの接触不良で、
押しても無反応のことが増えてきました。
やばいな、こりゃ。

さっそくメーカーに問い合わせたところ、
すでにフルモデルチェンジで修理対象外とか。

あくまで一般論ですが、自動分包機はどこも
10年ほど経つとメーカーのサービス対象から外れ
関連部品すら生産されなくなるらしい。

参りました・・・(T_T)/~~~。機械とはいえ、
長年一緒に働いて愛着わいているんです。
いきなり入れ替えを勧められても、
そう簡単に諦められないのだ。
医療機器がデジタル化・ハイテク化する中において、
うちの唯一のアナログ機器だけに愛情もひとしお。
単純な作業しかできないだけに可愛いんですよ。
担当者に私の分包機愛を説いてみると、
この機器はヒットモデルだけに愛用者も多いらしく、
今回は「担当者の急な思い付き?」、ということで、
一応裏ワザで修理の方法を教えてもらいました。

後日ポストをのぞいたら、
後継機種のパンフレットが届いていたけど、
もうしばらくはこの機器でいこうと思う。

2021年1月〇日

雪が少なくて今季使う機会がないかな~と思っていましたが、
やっぱり今年も除雪機を使いました。
本日、ほぼ一年ぶりの運転です。

購入から16年ほど経っていますが、
2年前にはレストアしたり、昨年はバッテリー交換したりして、
大切に扱っているので、常にベストコンディション。
冬しか使えないのが惜しいくらいです。(*^_^*)

2021年 1月〇日

2021年、1月5日が当院の仕事始め。
今年も皆さまのお役に立てるように
がんばってまいります。(^_-)-☆

さて今年もコロナ禍にあって出かけることはなさそうですが
昨年来あまりにも運動不足なので、お隣の矢ケ崎公園まで
人のいないときを選んで散歩し、途中で池の様子を見学しました。

今季の軽井沢、積雪は少なめ、一方寒さはやや厳しいようで、
矢ケ崎の池がかなり結氷していました。
この池、ひと昔前は全面結氷も珍しくなかったらしい。
結氷していないところには、カモたちが身を寄せ合っていました。
見るからに寒そうで羽を膨らまし、脅かさない様に静かに近づくと、
なんとこちらに寄ってきた。
どうやらおなかが空いていたみたい。

かわいいね、
今度来るときはカモちゃん達にパンを持ってこようかな。

2020年12月〇日

今年も残すところあと3日・・・。

今年最後の外科は、急患がなければですが、
にゃんこの避妊手術になりそう。

おなかの術創を舐め壊さないように、術後は
当院特製の可愛いチョッキを作って着せています。(*^_^*)
このチョッキ、術後麻酔から覚めるまでの短時間に、
タオルからワタシがいい感じで作成していきます。

アリーちゃんはピンクがよく似合っていますよね。

2020年11月〇日

夕方6時を過ぎ、病院を閉めようとしていたら、
突然の大音響!

入院中のわんこもびっくりして鳴きだした。
あわてて確認したところ、どうやら隣の矢ヶ崎公園で
花火の打ち上げが開始されたみたい。

事前にアナウンスされることもなかっただけに
大変驚きましたが、約20分くらいの間の花火打ち上げ。
時の経つのも忘れてしばらく眺めていました。
コロナ疲れの昨今、少しだけ心が和みました。

2020年11月〇日

自然が豊富な軽井沢だけに、
病院の周りには野鳥が多く住んでいるので、
これから冬を迎える野鳥のために、
今日は手作りのエサ台を設置することにしました。

いざ設置するとなると、
数日間は設置場所の選定で悩んでいましたが、
当初の予定通り、家の中からよく観察できる
北側のトイに取り付けることにしました。

実際の設置に際しては、
台そのものは家にあった桐の箱のふたを利用し、
トイへの取付は病院で使用している整形外科用の
レジンを転用してみました。

とりあえずひまわりの種を入れたら完成ですが、
レジンの色が黄色で目立ってしまい、
少し気になっています。

2020年11月〇日

今日は烏骨鶏のジュリアちゃんがやってきた。

とっても穏やかな性格で、先住のわんことも仲良しとか。
時にはわんこと一緒にお部屋でお留守番もするらしい。

野菜をあげたらとっても喜んで、
葉脈を除いた青い葉のところを丁寧についばんで
完食です。(*^_^*)

2020年11月〇日

今日は大変怖い体験をしました。

若いわんこがお肉を丸呑みしてのどに詰まらせて来院。
来院した段階で、すでに息苦しい(低換気かつ低酸素)状態です。

食道に異物など詰まらせた際の除去は、
通常レントゲン画像で閉塞部位を確認して、
麻酔導入→気管挿管→麻酔維持(人工呼吸器)→内視鏡
といった順で作業していきます。

まれに開口障害あるケースでは直接気管が目視出来ませんから、
麻酔導入→気管切開(のどを切開)→麻酔維持(人工呼吸器)→内視鏡
になります(動物では人のような経鼻挿管は出来ません)。

 今回は、やや口腔に難があったものの、
幸いにも食道入口直前に存在する異物でしたので、
長い鉗子を使って気管切開せずに異物除去に成功しました。

というわけで、結果はよかったものの、怖い思いをしました。

おもちゃを含めなんでも飲み込むわんこ、
正月にお餅を食べているわんこ、
食べること大好きで丸呑み傾向のあるわんこ、
本当に注意してくださいね。

異物その① 大きすぎるお肉(厚いステーキ)

異物その② ボタン電池 (隣は内視鏡用の異物回収ネット)